- 手足に痛みがある
- ここ数日関節痛が続いている
- 原因不明の頭痛があるる
- 動くと腰や背中に痛みが走る
- 神経痛がなかなか取れない
疼痛
こんなことがあったら鍼灸で改善するかもしれません。
- (1)腎機能低下とは
- 疼痛を表す言葉は100種類以上あるといわれ,ジンジン,ピリピリ,チクチク,ヒリヒリ,ズキズキといったいわゆる「痛み」のほか,しびれの程度の強いもの,焼けるような感覚,突っ張り,痛みを伴う冷え,だるい感覚など,本人にとって不快な場合には疼痛として捉えられます。
疼痛は,ケガややけど,突然の病気などによって起こる「急性疼痛」と,原因の治療を行っても何ヵ月も痛みが続いたり再発したりする「慢性疼痛」の2つに大別されます。 - (2)疼痛の原因
- 「痛み」には種類があり、発生原因で分類すると大きく3つに分けられます。
- 侵害受容性疼痛(炎症・刺激による痛み)
- 神経障害性疼痛(神経の痛み)
- 心因性疼痛(心理的な要因による痛み)
また、持続時間の違いでは、急激に発生し短期間に消失する痛みは「急性疼痛」、長く続く痛みは「慢性疼痛」として、2つに分類できます。
しかし、痛みの分類は非常に難しく、明確に分けられる痛みもあれば、たとえば、「侵害受容性疼痛」と「神経障害性疼痛」の要素を併せ持った痛みも存在します。
また、「慢性疼痛」ではしばしば、「侵害受容性疼痛」、「神経障害性疼痛」、「心因性疼痛」が混在しています。 - (3)一般的な疼痛の治療方法
- 痛みの症状緩和には、お薬を用いるものや神経ブロック、リハビリテーションなどのさまざまな治療法があり、いずれかひとつであったり、症状にあわせて組み合わせたりして、治療が行われます。
医療機関で早期に治療を受けることによって、「痛みの軽減」とともに「身体機能とQOL(生活の質)の維持と改善」を目指すことがとても大切です。 - (4)当院における疼痛の治療方法
- 疼痛に対しては、温熱(炭酸泉、灸)、 鍼で対応します。
患者様の状態を見させていただいた上で以下の施術から最適なものをご提案させていただきます。
温熱での施術
- 1.炭酸泉(血流)
- 血流が良いと細胞の新陳代謝に必要な新陳代謝が促進されるのですが、一方で血流が悪くなると、東洋医学的には「血」と呼ばれ、血がドロドロの状態になってしまいます。
そうなると、全身の新陳代謝も阻害され、体が冷えを覚え免疫力が低下していきます。
ただし、そのようなドロドロの状態であっても、炭酸泉に入るだけで血流が改善され、
血糖が燃焼されていくので血糖値が下がります。
また、炭酸泉に入ることで自律神経も交感神経と副交感神経のバランスが整い、お悩みの症状も改善されていきます。鍼での施術
- 2.漢方鍼治療
- 東洋医学で言う「気」を調整する治療です。
体に鍼を刺すことなく、空中に鍼を刺して経絡や機の流れを調整することによって、体の調整を図るので、鍼が怖いという方でも安心の施術になります。
古代九鍼の一つ「てい鍼」を使って行う鍼治療です。
現代人はパソコンなど頭脳労働を行うことで、気が不足している人、敏感な人が多く、従来型の鍼では強すぎて、鍼を受けて体調が悪くなったという患者様が多くいます。
漢方鍼治療では、鍼を空中にかざして気を送ることで、陰陽五行論にある 「気血津液(きけつしんえき)」の乱れを回復させる治療方法です。- 3.YNSA(山元式新頭針療法)
- YNSA(山元式新頭針療法)とは、宮崎の医師「山元利勝」先生に師事して習得した新しい鍼灸の治療方法です。
全世界で1万人以上の医師が実践している治療で、日本人鍼灸師としては、私が初めて習得しました。
歴史的には、脳卒中やマヒを目的として1960年代に焦氏頭皮鍼、1970年代に朱子頭皮鍼が開発されました。
ただし、この技術は再現性が低く、技術の習得が難しく、伝承も困難でした。
ところが、朱子頭皮鍼をベースに日本人である山元先生が40年近く、独自の反射区を研究されて脳祖中や片麻痺、パーキンソン病、リウマチ、めまい、耳鳴りなど、整形外科疾患などのあらゆる疾患に対し、再現性が高く、非常に効果があるYNSA(山元式新頭針療法)を開発しました。
山元先生は、7大陸全てに招待され、ブラジルではYNSAに保険が適用するにまで発展しています。また、山元記念クリニックというのがあり、ブラジルの医師が毎年何十人も山元先生の下に勉強しています。
2010年には2回もハーバード大学に招聘され、講演も行っています。
YNSAは頭皮に鍼を打つことで脳に直接作用するので、顕著に効果が現れます。
その他にもYNSAは手術された方にも良いです。
膝の手術をされた方の脚の痺れはその手術紺が影響を与えている場合があるので、直接その手術痕に刺激をすることによってたちどころに問題のあるところが回復していきます。
ヘルニアの手術痕も下肢の痺れの原因であることが多く、同じく手術痕にアプローチすることで改善されるケースもあります。
脳出血の方も同じように、脳の手術後の痕にYNSAでアプローチすることで麻痺が改善するということも珍しくありません。