高濃度人工炭酸泉温浴
お湯に二酸化炭素(炭酸ガス)が高濃度でとけ込んだ天然の高濃度炭酸泉は、昔から特に血流亢進作用が優れているとされ、ヨーロッパでは「心臓の湯」として150年以上心臓療養に使われてきた歴史があります。
しかし、温泉大国の日本では、湧き出したばかりの温泉分析表に高濃度の炭酸ガスがあっても、湯温が高いためガスが抜けて肝心な湯船では低濃度になっているか、冷泉の場合加温によって抜けてしまっています。
血流増加作用が著しい1,000ppmを超える天然の炭酸泉の多くは体温より低温で、温熱効果が期待できませんでした。
しかし、ガス透過膜法による人工炭酸泉製造装置は、1,000ppmを超える高濃度で40℃前後の入浴に適した温湯を大量に製造できるようになりました。
これにより、かつて人類が経験のない体温以上の温度領域で、かつ高濃度の炭酸泉温浴が可能となりました。高濃度炭酸泉に入浴ないしは足浴すると5~10分もすると、浸漬部分のみ真っ赤に変わり細かな炭酸ガスの気泡がびっしりまとわりつきます。
これは体温より低い30℃前後でも見られます。水に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収され、皮膚組織さらに筋肉組織に浸透します。
炭酸ガス濃度が高まると主に 血管内皮細胞から低濃度のNO(一酸化窒素)が放出され、臓器や組織への血液分配を決めている細動脈のラセン状平滑筋を弛緩するためです。この強力な血管拡張作用は狭心症の治療薬ニトログリセリン舌下薬の作用と同じため「体内ニトロ」と呼ぶ人もいるくらいです。
また高濃度炭酸泉は皮膚の温感を2~3℃押し上げ、37~39℃の微温湯でも十分な湯温に感じ、より安全に全身を加温することができます高濃度炭酸泉足浴
1回 1,080円 HSPマイクロバブル全身温熱 難病治療
1回 5400円~12400円 HSPマイクロバブル全身温浴と美容鍼灸(美肌、アンチエイジング)
1回 14,300円