- 食べてはいけないとわかっていてもお菓子を食べてしまう
- よく甘いジュースを飲む機会が多い
- 血糖値が高めである
- 口が渇くことがある
- こむら返りが起こるようになった
糖尿病
こんなことがあったら鍼灸で改善するかもしれません。
- (1)糖尿病とは
- 糖尿病とは、「インスリン」と呼ばれる筋肉が活動する際に必要なホルモンが不足することで起こる病気です。
糖尿病になると、血糖値が高くなり、血中にエネルギーであるブドウ糖が溢れてしまう状態になります。そうなると、体内に細胞に必要なエネルギーが送られなくなるということになってしまうので、さまざまな症状を引き起こすことになってしまいます。 - (2)糖尿病の原因
- 糖尿病の原因については、遺伝的な要因や生活習慣が存在します。
糖尿病は本来は一種の遺伝体質が起因していることが多いのですが、遺伝体質であっても生活習慣を整えることで糖尿病とうまく付き合っている人もいます。
生活習慣が原因で糖尿病になる場合ついては、- 糖分の多いお菓子や高カロリーの食べ物の過度の摂取
- 運動不足
などが起因しています。
いずれにしましても、生活習慣を整えることが糖尿病の発生を予防する大切な習慣であると言えます。 - (3)一般的な糖尿病の治療方法
- 糖尿病と診断されたら、できるだけ早期に治療を始められることをお勧めします。
大阪でも糖尿病で有名な医療機関がございますので、受診を勧めています。
その理由は、すい臓の機能低下により、インスリンというホルモン作用が行われず、細胞にエネルギーが届かなくなって合併症を引き起こす可能性が高くなるからです。
糖尿病には、自己免疫性によるものと、生活習慣に起因するものがあります。
自己免疫性によるものに関しては、飲み薬やインスリン注射を行い、生活習慣に起因するものに関しては、食事療法や運動療法が試みられます。糖尿病になると基礎代謝が落ちてしまうので、太りやすい体になってしまいます。したがって、普段からジョギングなどの運動することを心がけることが大切です。 - (4)当院における糖尿病の治療方法
- 糖尿病に対しては、温熱(炭酸泉)、漢方鍼灸、漢方で対応します
患者様の状態を見させていただいた上で以下の施術から最適なものをご提案させていただきます。
温熱での施術
- 1.炭酸泉(血流)
- 糖尿病になると基本的には炭酸泉で血流をよくする必要があります。
血流が良いと細胞の新陳代謝に必要な新陳代謝が促進されるのですが、一方で血流が悪くなると、東洋医学的には「血」と呼ばれ、血がドロドロの状態になってしまいます。そうなると、全身の新陳代謝も阻害され、体が冷えを覚え免疫力が低下していきます。ただし、そのようなドロドロの状態であっても、炭酸泉に入るだけで血流が改善され、血糖が燃焼されていくので血糖値が下がります。また、血流改善により発痛物質を洗い流すことができるので、痛みも緩和します。- 2.漢方鍼治療東洋医学で言う「気」を調整する治療です。
- 体に鍼を刺すことなく、空中に鍼を刺して経絡や機の流れを調整することによって、体の調整を図るので、鍼が怖いという方でも安心の施術になります。古代九鍼の一つ「てい鍼」を使って行う鍼治療です。現代人はパソコンなど頭脳労働を行うことで、気が不足している人、敏感な人が多く、従来型の鍼では強すぎて、鍼を受けて体調が悪くなったという患者様が多くいます。漢方鍼治療では、鍼を空中にかざして気を送ることで、陰陽五行論にある 「気血津液(きけつしんえき)」の乱れを回復させる治療方法です。
漢方の摂取
- 3.漢方
- 漢方中国で発展した伝統的な栄養療法です。海外に分子整合医学という医学体系があり、人間の生命活動に必要な栄養素が不足することによって、色々な病気が発生するという発想があります。近年の研究において様々な精神疾患やリウマチやアトピーの自己免疫疾患は栄養不足や栄養の偏りから起きてくるということがわかってきました。その病気毎に不足している栄養素を補うことによって症状の回復を目指します。例えば、アトピーにおいては、西洋医学的な炎症を抑える治療を行いますが、分子整合医学では、皮膚を構成する代謝のメカニズムや、皮膚の再生に必要な栄養素の不足からバリア機能の破綻がおきると考えます。皮膚の代謝のメカニズムを考えると、細胞が分裂するときに必要な栄養素が「亜鉛」です。細胞が分裂することを分化といいます。基底細胞が皮膚に変化するときに必要な栄養素が「ビタンミンA」 です。「ヘム鉄」などの栄養素は粘膜の再生に必要です。ヘム鉄は精神活動にも必要ということが近年の研究でわかってきています。海外では、パニック障害などの症状血糖値が乱高下することで自律神経が乱れて精神を影響を及ぼすことがわかっています。血統調整障害野菜を食べるとインシュリンが分泌されますが、自律神経の乱れや過度のストレスを受けることで低血糖の状態になってしまいます。そうなると獲物を取ろうと興奮させてアドレナリンを分泌し、交感神経が乱れてしまいます。当院では、血糖値を上げないように正しい食事や栄養を指導します。ヘム鉄、亜鉛、ビタミンAの三つの栄養を補い、病気の根治を目指します。