温熱治療
当院の鍼灸治療は全身治療です。
患部だけでなくその人全体が治療対象です。
痛みや症状のある部分を診るのではなく、身体全体のつながりを理解して、離れたところにある痛みの原因を治療することが可能です。
温熱療法とは
当院では高濃度炭酸泉による温熱治療を行って、自律神経免疫学(福田 = 安保理論)に基づき温熱療法を免疫亢進の有力な手段としてがん、パーキンソン病、アトピー、リウマチ、不妊症などの慢性難治疾患からの脱却を目指されている患者さまの自然治癒力を引き出す手助けしております。
加温方法は39~40℃というマイルドな湯温と高濃度炭酸泉での全身浴です。
高濃度人工炭酸泉温浴
お湯に二酸化炭素(炭酸ガス)が高濃度でとけ込んだ天然の高濃度炭酸泉は、昔から特に血流亢進作用が優れているとされ、ヨーロッパでは「心臓の湯」として150年以上心臓療養に使われてきた歴史があります。
しかし、温泉大国の日本では、湧き出したばかりの温泉分析表に高濃度の炭酸ガスがあっても、湯温が高いためガスが抜けて肝心な湯船では低濃度になっているか、冷泉の場合加温によって抜けてしまっています。
血流増加作用が著しい1,000ppmを超える天然の炭酸泉の多くは体温より低温で、温熱効果が期待できませんでした。
しかし、ガス透過膜法による人工炭酸泉製造装置は、1,000ppmを超える高濃度で40℃前後の入浴に適した温湯を大量に製造できるようになりました。
これにより、かつて人類が経験のない体温以上の温度領域で、かつ高濃度の炭酸泉温浴が可能となりました。高濃度炭酸泉に入浴ないしは足浴すると5~10分もすると、浸漬部分のみ真っ赤に変わり細かな炭酸ガスの気泡がびっしりまとわりつきます。
これは体温より低い30℃前後でも見られます。水に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収され、皮膚組織さらに筋肉組織に浸透します。
炭酸ガス濃度が高まると主に 血管内皮細胞から低濃度のNO(一酸化窒素)が放出され、臓器や組織への血液分配を決めている細動脈のラセン状平滑筋を弛緩するためです。この強力な血管拡張作用は狭心症の治療薬ニトログリセリン舌下薬の作用と同じため「体内ニトロ」と呼ぶ人もいるくらいです。
また高濃度炭酸泉は皮膚の温感を2~3℃押し上げ、37~39℃の微温湯でも十分な湯温に感じ、より安全に全身を加温することができます内容 時間/単位 料金 高濃度炭酸泉足浴 1回 1,080円 HSPマイクロバブル全身温熱 難病治療 1回 5400円~12400円 HSPマイクロバブル全身温浴と美容鍼灸(美肌、アンチエイジング) 1回 14,300円 炭酸泉 不妊症
当院では東洋医学と西洋医学を合わせた統合医療で不妊症を改善します
西洋医学での不妊症の治療成績は30%程度です。
受精卵を子宮に戻すのにわずか3割しか着床しないのは、不妊治療において西洋医学では見落としが有るからだと考えています。
つまりいくら卵(種)を作っていても、子宮(育つ畑)の状態が悪ければ子供は育たないのです。
西洋医学では残念ながら子宮内膜の状態はあまり考慮されません。東洋医学と漢方、炭酸泉による温熱治療で畑(子宮)の状態を改善します
当院では漢方医学と独自の理論で、不妊症患者さんの子宮内膜の状態を改善する事にほぼ成功しています。
2011年現在で42歳までの不妊患者さんの妊娠率は6割を超えています。
西洋医学が見落としている、体質改善の技術がここにはあります。また、不妊治療において患者さんはさまざまなストレスを感じられます。
冨田は日本メンタルヘルスケア協会認定心理カウンセラーとEFTセラピストの二つの技術で患者さんの心の苦しみを緩和します。
体質改善だけでなく、不妊治療の心のケアやストレスコントロールも可能です。